■第4章:オートオークション(AA会場)
入会方法やシステム、利用方法、注意点などを説明します。
【オークション入会と参加規約】
まずはどのようにオートオークション(AA)会場の会員になるかです。
どういった参加規約があり、それをどうやってクリアするかを説明していきます。
どこのオートオークション会場でも個々に参加規約を定めていますが、ほとんどのところが下記のようになっています。
①古物商免許取得後1年以上経過している者
②1年以上営業活動している者
③店舗を有する者、またその全景写真
④推薦人、紹介者1~2名
⑤連帯保証人1~2名
という感じです。
たてまえ的な規約もありますので、そんなにシビアではありません。
結構融通も利きますので、尻込みする必要はないと思います。
それでは1つずつその内容や制限などを説明していきましょう。
(1)古物商免許取得後1年以上経過しているもの
これについては、各オークション共に絶対条件にしているところが多いです。
残念ながら時間が経つのを待たなければなりません。しかし、必ずしも1年未満だと入会できないか。というとそうではありません。
オークション会場も商売ですので、できるだけ多くの会員を入会させたい訳ですし、多くの出品台数を稼ぎたいのです。
それぞれ営業の部署がありますので、その営業マンのノルマもあり、こっそりと入会させてくれるところが多いです。
条件的には、現金会員が前提でオークションで落札した車の代金を現金で払わないと会場から出庫できないというものです。
お金と引き替えに出庫票が発行されます。
一般会員の場合は、現金は後日振り込みで、車はすぐに出庫できるのですが、現金会員の場合はそれができないということです。
古物商免許取得1年未満でも、こういう方法で会員になれるわけです。
(2)1年以上営業活動をしている者
これについては、データバンクなどに調査依頼をしたり、担当者が実際に店を見にきたりするオークション会場もありますが、ほとんどは書類審査のみでパスできるところが多いです。
前説の通り、オークション会場も商売ですので、あまり厳しい事はいわないところが多いです。
トヨタやホンダ等のディーラー系オークション会場は厳しいですが、一般的なオークション会場はそこまで厳しくはしていません。
自己申告になりますので、過去1年以上営業活動をしていた事にしてもいいですね。
このような規則は、盗難などを防止する為の信用があるかないかということです。
現実問題、オークション会員になれずに、どうやって1年以上も商売していくんだ?!
ということは先方もわかっています。
要は、お金も払えないのにオークションで車を買うような人間に入会してほしくないだけで、しっかりとオークション会場のルールを守ってくれる人であればよいわけです。
その判断の為に、このような規則を作っているわけですので、信用できる会員からの紹介でしたら、特に1年営業活動していなくても、古物商免許を取得して1年たっていなくても入会できます。
(3)店舗を有する者またその全景写真
これについては、基本的に自宅、アパート、マンション等どこでもOKです。
そこに電話、FAXがあり連絡がとれて、机を中心に事務所の雰囲気が出せればOKです。
写真はその事務所風の写真と駐車スペースの写真です。
駐車スペースは、1~2台借りている月極駐車場の壁に看板を貼る、壁が無ければ杭を立てて写真を撮ればOKですね。これで、事務所と展示場、2枚の写真の完成です。
(月極Pの看板は写真を撮ったら当然即撤去です)
これを入会書類といっしょに申請すれば特に問題はありません。
(4)推薦人・紹介者
これも絶対必要な会場とそうでないところがあります。
なかなか入会の難しい大手ディーラー系のオークション会場は、新規参入者に対して紹介者がいないと入会させてもらえません。
昔から店舗をもって、長く車屋さんをやっている人なら、それなりの信用もあり入会できるかもしれませんが、新規参入者に対しては厳しいです。
でも、それも大手ディーラー系だけですので、その他の一般的なオークション会場でしたらお願いすれば紹介なしでも入会できます。
特に、新しくできたばかりのオークション会場などは、会員数や出品台数を増やしたいので、ほとんど審査なしで入会できてしまいます。
(5)保証人
保証人については、親、兄弟でOKなところがほとんどです。
保証人に自己所有の土地があり、その土地の評価証明を付けなければいけないところもあります。
しかし、それは自分が持ち家の場合などは、本人のものでもOKです。
また、評価証明など出したくない人も多いので、その場合はなくてもOKというところも多いです。
推薦人・紹介者もしくは保証人のどちらかがいればOKというところもあります。
これもオークション会場によって規約が様々ですので、準備できない場合は交渉しだいです。
どうしても入会したいが、あまりにもハードルが高いというオークション会場は、とりあえず後回しにして、入会しやすいオークション会場に何件か入会するのも手です。
他のオークションの会員になっていれば、その実績だけでも信用の1つです。
ほとんどのオークション会場の申込書には、『他加入のオークション』を記載する項目があるので、できるだけ多くのオークション会場に加入していることをアピールすれば、準備できない書類があっても簡単にパスできる事もあります。
<保証金・入会金>
審査に通った後のことですが、保証金・入会金が必要になります。
月会費をとるようなオークション会場はあまりありません。
だいたい10万~20万円が相場ですが、たまに新規会員獲得キャンペーンとして保証金が無料になるところもあります。狙ってみてください。
【オークションの種類】
オートオークションといってもどんなオークションがあって、どのようなオークション会場に入会するかということになります。
種類としては、次にように分類できます。
●ディーラー系AA
トヨタ、日産、ホンダなどのメーカーが主催しているAA
●中販連系AA
中古自動車販売商工組合・中古自動車販売共同組合の主催するAAで各地に点在
●企業系AA
会社組織で構成されているAA。ハナテン等の大手中古車販売会社が主催してるものも多い
●TVAA
文字通りテレビオークションで、企業系やディーラー系の新形態AA。
中古車ショップの店内にテレビを設置して、お店からオークションに参加できる。
オークション代行業者など、実際にお客さんに見てもらえるのでリアル感があります。
●輸入車専用のAA
●オートバイ専用のAA
●入札会
セリではなく、入札によって売買するもの。
低年式車やリースアップ車、事故車などが出品されている所があります。
資金がなくて格安の車などは、たまに驚くほど安く買えたりもします。(1万円以下等)
※以上のようにオートオークションの種類が分けられます。
☄グーネット:オートオークション会場一覧で調べてみてください。
【システムの種類】
<会場開催のオークション>
会場で開催されるオークションは、入札会を除き、現車オークションと映像オークションに別れます。実際に会場内を車が通過してセリにかけるか、映像のみでセリをするかという違いだけで大きな違いはありません。
また規模の大きなオークション会場では、出品台数の多さと時間短縮の為に、セリのレーンが6レーン設けられて、同時にセリにかけるようになっているところもあります。
<入札会>
入札会では、きまった用紙に自分が買いたい希望金額を書いてポストに入れるという方法で進められ、その中で一番高値を付けた人が落札します。
また入札会を開催しているオークション会場では、実車も映像も使わないというのが一般的です。
実車は屋外の会場に並んでるので、それで確認します。
屋内の会場では落札結果の発表のみになります。
<TVオークション>
TVオークションの場合は、通常のオークションと同じことを、自分の事務所等に設置したパソコンを通して、参加するというものです。
もちろん買うだけでなく売ることも出来ます。
それぞれ、TVオークションを除いては、番号を付けられた車が、会場にずらりと並んでいますので、セリがはじまる前に実車のチェックをして、セリの時間になれば屋内の会場で、お目当ての車に入札(ポス)を押すという仕組みになっています。
台数の多い会場では、1日に1万台近くも出品車両がありますので、朝9時~夜中12時過ぎまで開催されているところもあります。
【入会から参加までの方法】
(1)入会申込書
参加したいオークション会場から入会申込書もらいます。
(出向かなくても送ってもらえるところもありまし、営業マンがやってくるところもあります)
申込書に同封の規約を確認して、わからないことや問題があれば、電話で確認しましょう。
そして入会申込書に必要事項を記入し、必要書類を揃えます。
(2)申し込み
申込書や必要書類を揃えて、会場に出向くか郵送で申し込みをします。
出向かない場合は、郵送でお願いする旨を連絡し、必ず部署名や担当者名を聞いて、その担当者宛に送りましょう。
(3)審査終了
審査に問題なければ、オークション会場から連絡がきます。
ここで入会金や保証金を振り込みます。
オークション会場によっては、申し込み時に入会金や保証金を払うところもあります。
(4)ポスカード・会員証をもらう
後日、会員証とポスカードが送られてきます。(入札会場などは会員証のみ)
オークション参加初日に会場で受け取ることもできます。
オークション会場によっては、来場の際に事務所まで取りにきて下さいというところもあります
(5)当日受付をする
参加当日、オークション会場にいったら、まず受付を済ませます。
これは初日だけではなくオークション開催時は毎回必要で、この受付でエントリーされます。
会場によっては、機械にポスカードを通すだけで受け付けが完了します。
これをしておかないと、セリ会場のポスの機械にカードを入れても認識してくれません。
入札会などは、受付でカード記載のバーコードを読んでもらうというところもあります。
(6)出品リストをもらう
受付に当日のオークション出品リストが置いてありますので、それを受け取ります。
出品リストには、当日出品される車両の車種、出品番号、出品時間(順序)等が書かれています。
出品リストの他に、会場内の配置図もあります。
その番号の車がどの辺りに置いてあるのか、広い会場で何千台もあれば地図がないとわかりません。
またオークション会場によっては、メーカー別リスト、外車のみのリスト等々・・
検索しやすいように何冊か種類をおいてくれてるところもあります。
(7)会場内で席を確保する
どこのオークション会場もポス席よりも会員数の方が多い為に、早めに席を確保します。
早めに席を確保しておいかないとセリ中に座れないこともあります。
(8)出品リストで目的の車を探す
出品リストには、当日の出品車両が記載されていますが、目的の車を見つけたら、その車の詳細情報を確認します。詳細情報は会場内に設置してある端末から行います。
パソコンのモニター横にテンキーがありますので、そのテンキーで目的の車の出品番号を入力すると、そこに出品票が写しだされます。
出品票には、詳細なキズや機関の具合など、詳細な情報が書かれています。
これはオークション会場のプロの検査員が検査した結果がかかれており、評価点も記載されています。この出品票をみれば、その車の程度が一目瞭然です。
(9)実車をチェックする
次は実際に車を見に行きます。
出品番号が記載された地図がありますので、それを見て目的の車のところまで行きます。
車はほとんど各コーナー毎に番号順に並んでいます。
目的の車までたどりついたら、細かく状態をチェックします。
車の中には出品票もありますので、出品票に記載されている項目などを確認しましょう。
ちなみに検査員も人間ですし、大量の車を検査しているわけですから、細かい不具合まで出品票に記載していないこともあります。
キズの程度は、人の主観的なところもありますので、必ず、自分の目でチェックします。
車のチェック方法については、後の章で説明します。
車には基本的にキーがついたままなので、エンジンをかけてチェックできますが、実際に走らせることはできません。
高価なオプションパーツがついている車や外車などは、キーがついたままではありませんので、会場内の鍵貸出場所で、鍵を借ります。
鍵を借りる時は、自分の会員証との引き替えです。
チェックが終われば鍵返却の時に、会員証を返してもらえます。
(10)落札金額を決める
目的の車を自分で総体的に評価して、ここまでなら出してもいいという金額を決めます。
実際に支払う金額は、落札価格だけでなく、消費税や落札手数料、自動車税も加算されますので、総支払額を考慮して金額を決めます。
(11)セリ落とす
ポス席に戻り、目的の車の順番が来るまで待ちます。
ポス席には、自分のポスカードを挿入する部分と、確認ボタン、予約ボタン、各レーンのボタンがあります。
自分のポスカードを挿入してランプが点灯すればセリに参加できる状態になります。
セリがはじまるとスタート価格から一気に数字が上がっていきます。
自分が買ってもいい値段まではポスボタンを押します。
予算が超えそうならボタンを離します。
売り切りランプがつけば、それは出品者側が売ってもいい値段になったことです。
売り切りランプがつかなければ、出品者側の希望価格まで一気に数字があがるので注意が必要です。
つまり売り切りランプ点灯後が実際の競り合いとなるわけです。
もし自分以外に誰もボタンを押さなければ、自分がトップということで、ボタンを押し続けていても金額はあがりません。
ボタンのワンプッシュで3千円ですが、数人が一気にボタンを押すと、金額が低い場合は、一瞬で数万円上がるので注意が必要です。
レーンが複数あるところは、まちがえて違うレーンのボタンを押さないように注意します。
まちがうと、欲しくない車をとんでもない値段で買わなければならなくなります。
間違えて買っても、数時間以内ならキャンセルできますが、ペナルティとして5万円とられます。
金額の上がるスピードが速いので慣れていくしかありません。
(12)落札した車の搬出
落札された車には出庫券(搬出券)というものが発行されます。
これは、受付の付近に、出庫券をプリントアウトする機械が置いてありますので、その機械に自分のポスカードを通せば、出庫券が出てきます。
会場によっては、機械ではなく会員番号ごとのポストがあって、その中に入っているところもあります。
ポストは鍵がなく誰でも開けられるので、盗難防止の為に最近はほとんど機械によるポスカード認証での発行に変わってきています。
その出庫券をもって、セリ落とした車に乗って帰ります。
オークション会場のゲートで警備員に出庫券と車内にある出品票を渡して半券をもらえばOKです。
支払い費用は同じく機械で精算書をプリントできますので、ポスカードを通して自分が支払うべき費用を確認して下さい。お金は指定期日までに振り込みます。
支払いに関しては、まだ営業を始めて1年以内、古物商免許をとって1年以内の場合は、現金会員ということで現金で支払いをしないと出庫券を発行してもらえない場合もあります。
各オークション会場で確認して下さい。
精算書は、当日の夜にFAXで送られてきます。
車検付きの車は名義変更をするわけですが、期限はオークション開催日の翌月末というところがほとんどです。
名義変更が終われば、オークション会場に名義変更後の車検証をFAXすればOKです。
他府県ナンバーへの名義変更の場合は、立て替えた自動車税は月間精算で返金されます。
車検のない車(廃車済み)は、名義変更不要です。
搬出の際、車検のない車は、公道を走れませんので、仮ナンバーを持って後日搬出しにくるか、オークション当日には陸送会社の窓口が出ていますので、そこに依頼すれば店まで陸送してくれます。
※陸送会社との業者契約の方法は、後の章で説明しますね。
【車を出品する】
オークションは買うだけでなく売ることもできます。その手順です。
(1)オークション会場に車を持っていく(搬入)
オークションに車を出品する為には、出品票を記載しなければいけません。
これはオークション入会時に何枚かもらえます。なければ会場にありますのでもらえます。
会場まで車を持ち込んだら、出品票に社名やグレード、型式、排気量等々・・車に関する情報を書き込みます。
自分の会員番号やスタート価格も記入するのを忘れずにします。
車は、警備員の指示に従い、指定の位置に置きます。
車の中には出品票を入れておいて、それで完了です。
構内ですのでキーはつけたままにしておきます。
あとは検査員がオークション当日までに検査して評価点等書き入れ登録してくれます。
(2)車が売れた時
オークション当日に車が売れた場合、車検証等の必要書類を直接会場受付に提出します。
この時、車の説明書や保証書などがあればいっしょに提出します。
書類の提出期限は、オークション会場によってちがいますので遅れないように確認します。
もし書類の到着が指定期日を超えると、ペナルティでお金を取られますので注意が必要です。
車が売れた代金は、書類到着後2営業日後に入会時登録した銀行口座に振り込まれます。
この期日も会場によって様々ですが。
(3)車が流れた場合
流れるというのは、オークションに出品したが希望価格で売れなかった。
もしくは誰も入札しなかった場合に「流札」といって『流れた』といいます。
この場合も落札した時と同様、出庫券が発行されますので車を指定期日までに落札車出庫時と同様に出庫します。
流れた場合でも出品料は当然とられます。
指定期日をすぎても出庫しなかった場合、翌週のオークションに自動的に再出品されますので、再出品しないのであれば、指定期日までに出庫しなくてはなりません。
【オークションの注意点と活用法】
オークションの落札と出品の大筋の流れはご理解頂けたと思うので、もう少し細かく注意点を説明しましょう。
(1)車両代金以外の手数料等
出品時には出品料がかかり、販売時には成約手数料がかかります。
落札時には、落札手数料、消費税、自動車税などがかかりますので事前の計算が必要です。
忘れていれば、落札した後に思ってた以上の金額請求がきて焦りますので。
手数料の金額は各オークション会場によって様々です。
(2)後商談
どうしても買いたい車を落札しようとする際、値段があがるのを恐れてすこし低いところでボタンを離して、その後売り切り表示ならずその車が流札してしまった場合。
あと10万出してもよかった!と思ってもセリが終わってしまってはどうしようもありません。
そんな時は、セリが終了した後に、個別に商談することができます。
商談コーナーという場所に係員がいます。
そこで出品番号と自分が出してもいい金額を紙に書いて伝えると、場内アナウンスで出品店を呼んでその金額で売るか係員が聞いてくれます。
出品店と直接交渉はできません。あくまでも係員が仲介する形です。
その後、場内アナウンスで自分が呼ばれて、結果を教えてくれます。
たとえ、こちらの希望価格で売ってもらえなくても、再度値段を上げて商談依頼ができます。
後商談の場合、落札手数料が、通常のセリで落とした時とはちがい、1万円ほど高くつきます。
予算内であれば、少々高くついても後商談もいいかなと思います。
(3)クレーム規定
オークションで車を購入した場合、車に何か不具合があったり、出品票の記載事項が間違っていたりするとクレームで、修理代をもらうことができます。
このクレーム規定は、オークション会場によって、細かく定義されていますので、何でもクレームがきくわけではありません。
ここで注意して頂きたいのが、出品する際に出品票に記載する項目を間違えてしまうと、出品者側が、クレームの費用を支払わなくてはならなくなります。
たとえば年式や型式、グレードなどを書き間違えただけでもクレームとなります。
よくあるのが、出品票のセールスポイント欄に外品のナビなど記載した場合、そのナビが壊れていることがあります。
その場合はクレーム処理となり、ナビならいくらというようにクレーム金額が決まっています。
このように予定外の出費がかからないよう、出品時の出品票記載には注意が必要です。
クレーム規定は各オークション会場でかなり細かく規定されていますので、もし不具合があった場合は担当の係員にクレームがきくかどうか確認します。
いちばんやっかいなのが「クレーム申し立て期限」も切られているので、落札後はすぐに確認が必要となります。
中には、「24時間以内に受け付ける」という項目もありますので。
(4)その他
■搬入・搬出は24時間OK
今はほとんどのオークション会場が、車の搬入/搬出は24時間できます。
事務所は閉まっていますが、会場は守衛がいて24時間営業です。
■会場には会員以外入場不可
基本的にオークション開催日には、会員以外の入場が禁止されています。
つまり一般の人は入場できないというもの。
しかし、実際は「仮入館証」を発行してもらって、お客さんを連れて会場内に入れている業者がほとんどです。
お客さんに実際に車を確認してもらってOKもらってから落札しています。
あとでお客さんにキャンセルされて在庫を抱えてしまうということがないのでリスクがありません。
会場も黙認ですが業界として問題と思います。
■OPTION:昼食付き
オークション開催日は、昼食が付いています。
受付でエントリーした時に昼食券も発行されます。
また朝10時以前は朝食券があったり、夕方6時以降は夜食券が発行される会場もあります。😀
『フェラーリを原価で手に入れる方法❺』に続く~